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高尾山へアサギマダラを求めて

裏高尾に毎年アサギマダラがやってくるということを聞きましたが、まだ見たことがありませんでした。ということでそろそろ時期的には来ているころと思い、先週の土曜日26日行ってきました。場所は裏高尾ということ。
その前に行ったときは同じ裏高尾でも日影沢のキャンプ場から高尾山に登りましたが今回はキャンプ場の前に脇道にそれ、コースになっていない人のほとんど来ない道を行きました。(地図あり)
小仏城山北東尾根ルートです。一般コースではないので詳細地図を見ながらの登山となりました。このコースではなんとキアシドクガの大発生でした。(次回紹介)
そんな中に3頭で会いましたが、飛んで逃げてしまい。写真は撮れませんでした。

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あきらめて、帰りの日影沢コース、バスの時間を気にしながら下る途中でウツギにあつまっていた蝶、そんな中に2頭のアサギマダラを発見、時間の制約の中でなかなか思うような写真は撮れませんでしたが、いることがわかったので一安心、また行きたいを思います。

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木の高いところなので、下から望遠で撮っているので厳しい条件ですが、会えたことがよかったです。

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ウツギにアサギマダラ2頭

研究者達によって、夏に日本本土で発生したアサギマダラのうち、多くの個体が秋になると南西諸島や台湾まで南下することが判明したものの、集団越冬の場所や、大量に死んでいる場所も見つかっていない。南西諸島で繁殖、もしくは本土温暖地で幼虫越冬した個体は春の羽化後にその多くが、次の本土冷涼地での繁殖のために北上する傾向にあることが明かになった。
この秋の南下の中には直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200 km以上の速さで移動した個体もある。 具体的な事例として、2009年には、岐阜県下呂市で放蝶した人と兵庫県宝塚市でその個体を捕まえた人が、2年続けて双方とも同じ人物だった。なお、その個体は9月下旬に放蝶され、10月12日に捕まえられた。
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アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されている。日本本土の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬するので、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測される。

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日影バス停から日影沢沿いを行くと、すぐに電柱のあるところで、沢を渡り、小仏城山北東尾根コースを登ります。ほとんど登りが多い道、道標はありませんが、御覧の通り1本道なので迷うことはありません。途中であった人は10人ほど、あの表高尾の人ごみとは違う静かな登山です。青やじるしが歩いたコース。
林道出会いで、日影林道を下ります。城山へ登る時間はありませんでした。この日影林道の中ほどでアサギマダラに会いました。
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コミスジ
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ダイミョウセセリ
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ジャコウアゲハ
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カラスアゲハ
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カラスアゲハ
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