四季の風2

カメラが好きで休みには写真を撮り歩き。野鳥、花などの自然。ユーチューブあります。

2012年06月

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ところざわの
ゆり園
 
 
西武線で西武球場前で降りて3分ほどでゆり園につきます。
今はスカシユリ(上向きの花弁と花弁がはなれて透かして向こうが見える)の見頃とハイブリッドといういわゆる花屋さんで売っているような花(横向きに花が折れ込んでいる)が三割ほど咲き始めた時期です。
時期を逃しては載せる意味がなくなるので今のユリを見ていただきます。
ここは50種45万株というユリが山一杯に咲き誇っています。
今年は8年ぶりの6月台風のためにかなりのユリが倒れていました。
 
 
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入口はこんな簡単なつくり、というのもこの時期限定の花園だからでしょう。
大人1000円です。
 
 
 
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入口からすぐに多種のゆりが混在して植えてあります。
私たちを迎えてくれる大きな花束ですね。
 
 
 
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一面ユリの丘
 
 
 
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西武ドームが光っていました。
 
 
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クレマチスも沢山の種類が咲いていました。
 
 
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カノコガ
 
 
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泉自然公園の初夏
 
オシドリのオスは繁殖期が終ると夏羽に変わります。このオシドリを見たくて行きました。
ここ泉自然公園では北に帰らないオシドリがいます。今夏羽に変身中でなんともみすぼらしい格好になっています。完全な夏羽になればもうすこしすっきりするのですがね。
でも、夏羽のオシドリは北に行くか、高い山などに行かないと見ることは出来ません。私が最初に見たのは上高地でしたから。上高地は有名な観光地なのでそこのオシドリも人に慣れて、餌を欲しがって足元によってくるんですよ。
 
 
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2羽のシナガチョウがいます。ガーガーと人が来ると餌を要求します。
係りの方が野菜などを持ってくるようです。この日は土曜日でしたが人が少なく、桜で有名な公園で、その時期にはすごい人になるんですが。出会うのはカメラを持った私のような者が3、4人、植物の勉強の為か先生についたグループが1組。
他は犬を連れた散歩の家族が数組、昆虫採集の網を持った家族が2組くらいしか会わないですね。
静かな公園です。
 
 
 
 
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池の対岸に目視では確認できないほど遠かったカワセミ。(撮影していた2人の方がいたので教えてもらいようやく撮れる)
 
 
 
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水あびをするオシドリオス2羽
 
 
 
 
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陸に上がって水切り
 
 
 
 
 
 
 
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池には例によってカルガモと亀
 
 
 
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こちらはアオクビアヒルとミシシッピアカウミガメ(ミドリガメ)
 
 
 
 
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シナガチョウとカワウで白黒コンビ
 
 

 
希少野生鳥類の保全
トキ、ヤンバルクイナ、アホウドリ
 
山階鳥類研究所 副所長 尾崎清明氏
 
昨日、妻が表題の講演を聞いてきました。昼間でしたからわたしは無理ですが、妻が聞いてきました。そんななかから鳥好きの方に。
 
尾崎氏は、小さい頃昆虫や鳥が好きでした。でも昆虫はすぐに死んでしまうので、鳥は大きくてすぐに死んだりしないので鳥をつかまえていたそうです。
その捕まえた鳥を親や友達、誰にきいても名前が分らない。教えてくれないということでした。その後ドイツに留学に行ったときに、ドイツの家庭で庭に来る鳥を見て、こどもも含めて誰でもが「あ、あれは◇◇と言う鳥、あれは○○という鳥」とみんなよく知っているのに驚いたそうです。
それから自分は日本人にも鳥を普通に知ってもらいたいと思ってこの仕事をするようになったそうです。今は希少鳥の保全や標識調査の指導などをやっているそうです。
 
尾崎氏は実際にトキやアホウドリの保護に当たっている方です。世界でトキは1000、ヤンバルクイナは2000、アホウドリは2000しかいない希少な鳥です。
特にトキは、今年初めて日本で野生の繁殖にたどり着きました。もっと増えて自由に写真などが撮れる時がくることを願いたいですね。
今年はツグミ類か少なかった(例年11月ごろには東京に来るツグミでしたが初見は1月でした)ということですが、年によってその数はかなり増減があるということです。来年も少ないかどうかは分らないそうです。でも平均すれば同じような数になるという話でした。
 
アホウドリを聟島に移すときに、雛がもともとの鳥島を覚えないうちに移動するのが大変だったという話で「骨が柔らないのでまるで豆腐を運ぶようでした」ということ。トキは血族、親戚が近いので一度病気になると抵抗力がないので一気にいなくなるといいう現象もあり、雛が誕生したと手放しで喜んでばかりではないということです。
ヤンバルクイナにしても人間がハブの天敵としてマングースを入れた事が原因でヤンバルクイナもいなくなってきたということです。
 
                             
 
泉自然公園は、千葉駅からバスで30分ぐらいですが、公園の周囲は畑、田んぼばかりです。とても静かなカワセミとオシドリの公園です。これから夏はトンボやチョウ等に出会えるでしょう。去年は国蝶のオオムラサキに出会いました。
 
 
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ハンゲショウがそろそろ白くなってきました。
 
 
 
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ウツボグサ
 
 
 
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草むらの中に咲いていたが名前が??→イチヤクソウ
 
 
 
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イチヤクソウ (ゆうこさんに教えていただきました。有難うございます。)
一薬草と書くくらいなので薬草として使われているそうです。利尿剤。

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大きくなります
 
 
オシドリの子育て
泉自然公園の豊かな自然
 
カルガモの雛かと思っていたら、あとからオシドリの親が出てきてビックリ。
オシドリはもっと北か山地で営巣するのかとばかり思っていたら、千葉の自然公園で出会うとは思いませんでした。
オシドリは木の上の穴などに営巣し、普通のかもの営巣とは違うようです。そんな自然があったのですね。
もちろん、初めて見ました。
 
 
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ここは千葉駅からバスで30分少しでつきます。
日本桜100選の公園で、見事な桜を見せてくれます。桜が終るとカタクリが山一杯に咲きます。
池には、2羽のシナガチョウがいついています。アヒルも1羽。それにカルガモとオシドリが北に戻らずここで1年を過ごします。
 
 
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オス、親父は夏羽に変わっていく途中なのでちょっとねー!
あの綺麗な面影なし。
 
 
 
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お休み!なさい。7羽の雛、元気に育ってね。

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 大賀ハス 
 
毎年見に行きますが、なかなか満開の時に出会いないものですね。
遅かったり、早かったり。今年は少し早かったかな。でも大賀ハスは普通のハスよりも開花が早いので、普通のハスを見ていて、終わっていたりする。うっかり出来ないハスです。
千葉県の天然記念物だそうです。
一般の人が見られる所では一番有名でしょう。ちなみに行田のハスも有名ですが、あそこも行田で発掘された古代ハスですよ。
 
 
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大賀ハス(オオガハス、おおがはす)は、1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)のこと。
 
 
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植物学者でハスの権威者でもある大賀一郎博士(当時・関東学院大学非常勤講師)が発掘品の中にハスの果托があることを知り、1951年(昭和26年)3月3日から地元の小・中学生や一般市民などのボランティアの協力を得てこの遺跡の発掘調査を行った。調査は困難をきわめめぼしい成果はなかなか挙げられなかったが、翌日で打ち切りという30日の夕刻になって花園中学校の女子生徒により地下約6mの泥炭層からハスの実1粒が発掘され、予定を延長し4月6日に2粒、計3粒のハスの実が発掘された。
 
 
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千葉県の天然記念物に指定された「検見川の大賀蓮」は、大賀博士が、発芽・育成・開花に成功した東京大学大学院農学生命科学研究科附属緑地植物実験所に在るハスである。
 
 
 
 
 
 
 
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これは咲き始めて1日目だと思います。
 
 
 
 
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大賀ハスは普通の不忍池などで見るハスよりも全体にやさしい感じがするハスに思えます。

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 花五山 光則寺 
 
鎌倉花五山の一つ光則寺に最後にやってきました。大きな長谷寺のそばにありますが、小さな寺なのでいつ行っても人であふれるということのない静かな寺院です。
有名な長谷の大仏へ向かう途中の路地を左に入ります。奥まったところにある山門。小さいでしょう。
ここは花の光則寺ですからいつ行っても何かしらの花を愛でる事ができ、鎌倉に来ると必ずといって良いほど寄って行きます。
長谷寺もいいのですが、観光地化された感じがするのがどうも。長谷寺は山に登ると本堂があり鎌倉を一望できる絶景が特徴ですが、ここはその右下の方にある山間の小さな花の寺。
五山といえば、他には最初に紹介した東慶寺、海蔵寺、浄智寺(共に北鎌倉)とちょっと奥まった瑞泉寺です。
 
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本堂
 
今の季節は、入り口にあるように「ヤマアジサイ」が咲いています。200種はあると言いますが、鉢に植えられて境内所狭しと並べられていました。
特に、ヤマアジサイ(日本のガクアジサイ)は多様な種類と色と形が特徴です。
 
 
ウグイスの声もしますよ。神奈川はウグイスがとても多い。
 
 
 
そんな一部を紹介しましょう。
先ずは一番色が赤くて数も多かった「クレナイ」
 
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クレナイ(長野県飯田市産)
 
 
 
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モモイロ(静岡県天竜川付近)
 
 
 
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羽衣の舞(高知県産)
 
 
 
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紅風車(愛知県産)
 
 
 
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深山八重紫(京都府美山町堀越峠)
 
 
 
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対馬(長崎県対馬)
 
 
 
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長州維新(山口県西部)
 
 
 
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土佐涼風(高知県)
 
 
 
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瑠璃美姫(大分県くじゅう連山)
 
 

 
もちろん紫陽花だけではなく花菖蒲もありました。
いろいろではなくて1色というのも統一されて綺麗です。
 
 
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本堂の裏手には普通のセイヨウアジサイとガクアジサイ
 
 
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今回は4箇所しか回れませんでしたが、大好きな町、また鎌倉は行きたいと思います。
季節ごとにいろいろな花を楽しめる光則寺です。
 
 

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