2020年11月
ヨシガモ
かるがも 夢の島
南下してきたカルガモ
夢の島にジョウビタキが来ているのでちょっと行ってみましたが、ちらっと見ただけで逃げられました。岩場のところに沢山のカモが来ていますが、カルガモの団体さんが北から渡ってきたのが集っています。カルガモは都会でひなをあちこちで見られるので北に帰らない渡りをしない鳥のように思っていましたが、実は東京では、ほかのカモと同じように夏になると北や山に渡る(移動)のが圧倒的です。
もちろん夏にもかなりいますが、冬になるとこのように団体で南下して冬を過ごします。ですから夏よりも数は冬が圧倒的に多い東京です。夢の島
今日紹介するカルガモはおそらく北から南下してきたものと思います。カルガモというと川とか池とかに多いのですが、ここでは海にいます。
土手に上がってどんぐりの実を探します。
夢の島マリーナ
一斉に上がって、でも何かの拍子に飛びあがる!
カルガモとヒドリガモ
イソギク
土手にたくさん見られます。ちょうど見ごろ。
ニャンコが1匹
メジロ
カワセミ、海にいるのでウミセミ?(注;ウミセミなんていません。)
八つ手の花
土手には他にツワブキもたくさんありました。
しばられ地蔵尊
江戸名所 しばられ地蔵尊
南蔵院
水元公園の近く、縛られ地蔵として有名なお寺です。9時前についたので開院までまって中に入りました。何度も近くに行っていて入るのは初めてです。広い境内、左手の社務所と正面に地蔵尊。
本堂
出世牛、またがると出世する。
ここの絵馬は地蔵尊
地蔵堂
超簡単に説明しますと、南蔵院前にあった地蔵尊、その前で反物を盗まれた手代がいます。それを聞いた南町奉行大岡越前守が、「盗まれたところを黙って見ていた地蔵も同罪なり」として縛り上げたうえ市内引き回しの罰を受けた。野次馬がどんな裁きがあるか奉行所になだれこんだ。
それを見た奉行が「野次馬がけしからん」といい奉行所を閉めてしまった。そこで野次馬に許してもらいたいなら反物をもってきなさいと命じます。持ってきた反物の中に盗品が見つかり、そこから大盗賊団が捕まった。それに感謝して立派なお堂を作り縄解供養をした。
以来、願い事があるときに縄で縛り、成就したら縄を解く。毎年12月31日に縄解供養をして除夜の鐘をきき、最初に願掛けの縄で縛る。
こうしてみると、やさしそうなお顔です。
現代でも、似たような話はあります。あるところで窃盗事件、それをずっとスマホで撮っていた人がいました。TVでその様子が放映されていましたが、ビートたけしが「なんで撮影していて見て見ぬふり、止めさせないんだ、おかしいでしょう」とコメント。まさにしばられ地蔵ですね。
聖徳太子堂
見ざる聞かざる言わざる
曼茶羅(まんだら)
この後、水元公園へ、あっという間に水元公園。
美しい秋の水元公園
土曜日は強風が吹き、水面の波も結構な波立ち。たくさんのカモも眠っているのが多かった。
鳥も出てこれず、鳥見は失敗、でも紅葉が素晴らしかったのはせめてものでした。
土曜日ですが、人は思うほどいなかったように思えます。紅葉の美しさはもちろん、カモなどの浮かんでいるさまはここ名物です。もともとここはボートレース場になる予定、ギャンブル反対で美濃部都知事が反対して公園に整備されたところです。
最近は自宅から電動自転車で約1時間で到着します。公園自体が広いので歩いては大変なので自転車。もっともレンタルもあります。
イチョウの黄色とのコントラストが好きです。
紅葉も見ごろ
ラクウショウ林
ラクウショウの実
対岸はみさと公園で、橋がないのでいけません。
この2羽はミミカイツブリだと思います。
カンムリカイツブリ
ツグミ、今季初
エノキの黄葉
ユズリハ
中央広場、広すぎてレンズに入らない。
コミスジ
遠くにスカイツリーも見えます。
みさと公園のメタセコイヤ並木